雑記

自分の心をのぞき込もうとして、ものすごく抵抗が出るとき。
自分の本心が見えないとき。
感情が逃げるとき。
「あ、じゃあゆっくりやろう。急ぐまい。」
ついさっきそう思った。

「でものぞき込みたいんだ!」
というときは無理にのぞき込む。

でも何も見えないこともある。

自分の気が済むまでやらせてあげる。放任。

その間に思考や条件や観念が浮かんでは消える。
『これは●●だから○○なんだ』
なんか、こねくりまわして理由をつける。
今の自分の状況を理解したいがために、説明して安心を得ようとする。
そういう自分自身が作り出した物語。
現実になっているかどうかもよくわからない物語。
自分の想像のほうを現実だと誤認している状態
(誤認ではなかったとしても、思考が想像の域にあることを自分で気がついていない状態)。
これにたまに気がつかない。自分で自分をだましてる。
でも気がついたときは、そういう物語はさておき、私は本当はどう思ってるんだろう?
と心のほうに意識を戻してみる。
なんでこの感情は抵抗するんだろう?
わかんないや。
わかんないけど気持ちをのぞいてみよう。見つめ続けてみよう。

何故そんなことをするのか?
理由はつくっていない。

したいからする。
ありたいからある。
山があるから登る。
おしりがあるから触る。
描きたいから描く。

呼吸をする理由をあえて挙げれば、息が苦しくなるから。
でもあえて理由を作らなくても、呼吸は続く。

理由は作れる、あとから作れる。

私は呼吸をする。
その事実が先で、「息が苦しくなるから」は呼吸に気がついたあとに見つかる理由。

くやしいとき、そして悔しさをごまかすとき。
「悔しいけど勉強になったと言う事実を見つけて悔しさを感じなかったことにしよう」
でも見つからない、勉強になった事実なんて。
私が悔しい思いをしたことに、特に意味もなかった気がする。
意味もないことを自分が経験したなんて、そんなの耐えられない。
だから理由を作る、これは勉強になったんだから、悔しがる必要のない出来事だったんだって。
でも勉強になったことはなかった、なにも見いだせなかった。
無駄な時間を過ごした。
こんな風に、悔しさをごまかしようがないとき、認めるしか手がないとき。

くやしい!くやしい!くやしい!
私は悔しがっている。

悔しさを認める。

悔しがっている最中にも自分で自分をだましたくなる。
「これには意味があったんだ」
「いいことだったんだ」なんて考える。
もしくは悔しさそのものがつかまらない。逃げる。
いや、たぶん逃がしてるんだと思う。自分の意思で。
ぜにがたのとっつあんは、本当はルパンを捕まえたくないんだよ。

でも、小さな感情なら捕まえて一緒にいることができることもあるよ。
全部の感情が流れなくても、半分だけ流れたとか、そんな感じのことがあった。

悔しさから逃げられないなら、くやしがるしかない。



感情を、誰かと一緒にいることでごまかそうとしたこともあったけど、私はそれ、もうやめよう。

「一人になりたいんだ」
なるほどなあ、自分の気持ちを受け止められる人は、一人になれるんだ。
私は「寂しいときや悲しいときは誰かに寄り添ってもらいたいものではないのか」っておもってた。
そんなことなかった。
誰かがそばにいてくれる事実で自分をごまかすと、何の解決にもならなくなるんだ。

でもあえて誰かにそばにいてもらうとすれば、一緒に騒いで忘れるんではなく、話を聞いてもらおう。
正直に、すごく正直に。
私は、正直になれもしないくせに誰かのそばにいようとした。
それで大きく自分を傷つけることになった。
過去になんどもあったなあ、そういえばそんなこと。
なるほど、同じ過ちを繰り返している。文字通りだ。
ただ、過ちって、他者に対してじゃないんだよね。
自分に対しての過ちなんだ。
誰かに迷惑をかけるから直せ、じゃないんだ。
自分を大事にするために、やり方を変えてみろ。なんだ。

正直になれそうにないなら、一人のほうを選んでみよう。
自分一人なら正直になりやすいんだと思う。


過去に大きくごまかした感情ほど、結構長く居座っている気がする。

過去の経験に意味をつけた。
今後の私は、悔しかったら悔しいと、すぐに思おう。
そしたら、すごく大きなことに思えたことも、怖くない気がする。
物語はつけない。
悔しいは悔しい。
素材そのままの持ち味ってやつだ。
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